Bさんは当時12歳の女の子でした。小児循環器科の先生方がそれこそ手塩にかけるようにして守ってこられたいのちを私たちがバトンタッチする形で手術に臨みました。詳細はこちらをごらんください「懐かしの患者さんに再会しました」。
当時、我がチーム員といえども、この子が元気に生還し、まして10年以上生きてくれるとは思わなかったでしょう。それほどいのちの素晴らしさ、ばっちり決まったときの左室形成術・セーブ手術の凄さ、チーム医療の強力なこと、心臓外科医という苦労だらけの職業をしていてもなおこの職業について良かったと思える、そういう感動を与えてくれたBさんでした。
Bさん、これからもお元気で、前向きの人生を歩んで下さい。君の歩いた道は、そのまま多数の心不全の患者さんたちへの勇気づけになるでしょう。
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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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