Pocket感染性心内膜炎(略称IE)は怖い病気です。 ばい菌が心臓の中で増えて弁や筋肉、血管などを壊すだけでも重い病気ですが、 そのばい菌の塊が血液の流れに乗って脳へ行けば脳梗塞になりますし、 体のどの臓器へ流れてもそ […]
お便り33 心内膜床欠損症(一次口欠損症)の患者さん
Pocket患者さんは69歳女性で、 12年前に心内膜床欠損症の不完全型あるいは一次口欠損症という病気にもとづく心房中隔欠損症ASDと 心室中隔欠損症VSDの閉鎖術および 三尖弁閉鎖不全症に対して三尖弁形成術を受けておら […]
お便り32: 心房細動の患者さん
Pocket心房細動は世間一般に思われているよりも怖い病気です。 野球の長嶋さんやサッカーのオシムさんの例に見るまでもなく、 突然脳梗塞を起こしてその方の仕事や人生を壊したり、 かつての総理大臣小渕さんの時のように命を奪 […]
お便り31 大動脈弁形成術の患者さん
Pocket若い患者さんでも弁膜症は少なからずあります。 大動脈弁の内容が2枚(通常は3枚)になる状態を二尖弁と呼びます。 それ自体は病気とは限らないのですが、 弁が壊れやすく、手術が必要になることがよくあります。 &n […]
お便り30 血液透析と狭心症の患者さん
Pocket 世の中には治療すれば助かる見込みの高い病気なのに、早合点して諦めたり、よく考えずに誤った選択をして亡くなる患者さんがおられます。 慢性腎不全で血液透析を週3回、長年続けて来られた患者さんはしばしば冠動脈がや […]
お便り29 僧帽弁閉鎖不全症の患者さん
Pocket 今年の春のある日、イギリスのスコットランドからメールが届きました。 まだ40代のお若い男性で、僧帽弁閉鎖不全症で心臓が拡張し、 不整脈も起こっているようで、 現地イギリスでは僧帽弁置換術(人工弁を植え込む手 […]
お便り28 (エホバの証人の患者さん)冠動脈バイパス手術でマラソン復帰へ
Pocket 信仰はそのひとにとっては命です。 これは私が天理よろづ相談所病院のレジデント(研修医)のころ、 当時院長だった柏原貞夫先生から教わった言葉です。 さらに当時の指導者であった今中孝信先生らから 病気を本当に治 […]
お便り27 収縮性心膜炎の患者さん
Pocket患者さんは50歳男性で 難治性心不全のため大阪から名古屋ハートセンターまで来院されました。 ことの起こりは次のようなお手紙(①)を患者さんのお母様から頂いたことでした。 心筋炎後の心筋症のため心不全に陥っ […]
お便り26: メイズ手術の患者さん
Pocket患者さんは40代の男性で、 以前に関東の大学病院で、 肺動脈弁狭窄症と心房中隔欠損症(ASD)および心房細動への手術(いわゆるメイズ手術)を合計2度にわたって受けられました。 心房細動が難治性で手術でも治らず […]
お便り25 連合弁膜症の患者さん
Pocket患者さんとのお付き合いの中で信頼を得ることは医師医療者としてもっとも大切でうれしいこ とです。 私個人の信頼のバロメーターとして、 かつて手術した患者さんのご家族が心臓手術が必要となったとき、 自分たちの病院 […]
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