Pocket心臓手術は昔と比べて格段に進歩し安全性も上がりました。 . それでも死亡率はゼロにはならない。これは技術が進歩した分、より重症の、昔なら手が出なかったような患者さんを助ける努力をしているからです。 . 僧 […]
お便り124: 巨大左房と心房細動、血栓に向き合って
Pocket心房細動はさまざまな弁膜症とくに僧帽弁膜症に合併することが多い病気です。 その他では狭心症・心筋梗塞に代表される虚血性心疾患や拡張型心筋症、閉塞型肥厚性心筋症にもよく合併します。 成人先天性心疾患の中では心房 […]
お便り123 熟慮の末、決心して複雑僧帽弁形成術へ
Pocket心臓内科(循環器内科)の先生方は私たち心臓外科医から見ても大切なパートナーです。しかし病院によっては内科と外科の心の距離感はかなり大きいものがあります。この傾向は冠動脈のカテーテル治療(いわゆるステントですね […]
お便り122 急ぎの冠動脈バイパス術で
Pocket狭心症の中にはあまり待てないタイプのものがよくあります。 心筋梗塞になってからでも助ける手はあるのですが、やはりそうなるまでに治してしまうのが一番です。 . その患者さんの状況によってお迎えに行き、こちらへ転 […]
お便り121 決意して二尖大動脈弁を弁形成で克服した中学生の患者さん
Pocket大動脈弁二尖弁の患者さんは中学時代や高校時代にすでに弁逆流などが悪化して手術が必要となることがあります。 お若いだけに何としても弁形成で治したい病気です。というのはもしも弁置換になればそれが機械弁(金属の弁) […]
お便り120: マレーシアから僧帽弁形成術のためお越し下さったエホバ証人の患者さん
Pocket僧帽弁形成術は患者さんにとって弁置換術とくらべてメリット・利点があります。 このメリットはお若い患者さんの場合、とくに大きいものがあります。 . なかでもこの僧帽弁形成術をMICSつまり骨を切らない、傷跡が小 […]
お便り119 心臓手術から10年が経ちました
Pocket永いお付き合いのある患者さんとは絆が強くなるものです。 とくに手術前の危険な状態や大きな手術を乗り切った患者さんのばあいは絆も格別なものがあります。 . 下記の患者さんはちょうど10年前、私がまだ京大病院で勤 […]
お便り118 東日本大震災と弁膜症を乗り越えて
Pocket東日本大震災が発生したとき、私(米田正始)は新幹線名古屋駅のホームの上に立っていました。 . ショルダーバッグが飛び跳ねて体に当たるので変だなと思い、周囲を見るといろんなものが揺れているのでこれは地震だとわか […]
お便り117 HCMと好酸球増多症で絶体絶命と言われてから社会復帰まで
Pocket世の中には難しい心臓病が今なお多数残されています この患者さんも山口県からお越しいただいた時には、一瞬どうしようかと不安になったほどでした というのはHCMつまり肥大型心筋症の重症で左心室の心尖部側半分が […]
お便り116: MICSの複雑三尖弁形成術で人工弁を免れ、、
Pocket三尖弁閉鎖不全症はそれ単独では心臓手術が必要になることは比較的まれです。 しかしあまり高度な逆流で心不全が強まり、症状が強く肝臓などの内臓にまで影響が及ぶようになれば手術が必要となることがありま […]
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