Pocket患者さんは1歳半の男児。生後まもなく拡張型心筋症と診断され内科治療を受けていたが、心不全が悪化し移植も検討されるほどになりました。東京の方なので私どもが出張する形で心臓手術となりました。発作を頻繁に起こし危険 […]
事例 セーブ手術とバチスタ手術 (変法)の併用
Pocket患者さんは54歳男性。10年前に心筋梗塞を発症し、以後虚血性心筋症・心不全の治療を内科にて受けていました。 その後心不全が進行し、ショック状態(つまり血圧が十分出ない状態です)となり IABP(大動脈内バルン […]
事例 バチスタ手術 (変法) その2
Pocket患者さんは69歳男性、労作時易疲労感のため来院されました。 冠動脈対角枝#9にPCIの既往あり。 左室駆出率LVEFが14%(正常値は60%台)、左室拡張末期径LVDdが63mm、と心移植患者さん並みの弱った […]
事例 バチスタ手術 (変法、心尖部温存式 バチスタ手術)
Pocket患者さんは40歳男性、拡張型心筋症のため 5年前から心不全症状あり、他院で入退院を繰り返しておられました。 このような状態で生きるのはいやだと、心臓手術を決心されました。 入院時NYHA III […]
事例 ベントール手術
Pocket1.弁の逸脱と破壊、基部の拡張が認められます。 弁の破壊が強いときは、それを修復・形成しても長持ちするという根拠が不十分なため、ベントール手術の適応と判断しました。 この患者さんのように弁の破壊が強い場合 […]
事例 ステントレス弁によるミニルート手術
Pocket患者さんは65歳女性。 大動脈弁閉鎖不全症 III度、大動脈弁輪拡張症AAE、低左心機能(左室駆出率30%(正常は約60%)、冠動脈ステント治療後)、上行大動脈瘤・近位弓部大動脈瘤のため手術となりました。 こ […]
事例 大動脈弁形成術
Pocket患者さんは17歳男性。 大動脈弁閉鎖不全症 III-IV度、二尖弁です。 患者さんの年齢や希望を考慮して大動脈弁形成術を施行しました。 8年後も健康な日常生活を送っています。 1.III度以上の大動脈弁閉 […]
事例 心房縮小メイズ手術
Pocket心房縮小メイズ手術では通常のメイズ手術では治りづらい難治性心房細動の除細動に効果的です。 拡張した左房(左心房)を肺静脈を除外するラインで折り畳んで縮小します。 その折りたたみ線を冷凍凝固し、折り畳んだ左 […]
事例 心筋梗塞で乳頭筋断裂した僧帽弁閉鎖不全症への弁置換術
Pocket患者さんは60歳女性。 急性心筋梗塞後、乳頭筋断裂による虚血性僧帽弁閉鎖不全症を発症しました。 たまたま大動脈弁閉鎖不全症もあり、心臓と全身の状態を考慮し、ワントライで確実に完成する2弁置換を僧帽弁と大動脈弁 […]
事例 腱索「転移」(トランスロケーション)術
Pocket患者さんは46歳男性。 虚血性心筋症・同・僧帽弁閉鎖不全症・慢性心房細動に対して腱索「転移」術・左室形成術 Dor手術、心房縮小メイズ手術などを施行。 虚血性僧帽弁閉鎖不全症は弁そのものの疾患ではなく左室の疾 […]