事例 ちょっと変わった僧帽弁形成術

Pocket患者さんは26歳女性。 活動期の感染性心内膜炎( IEと呼びます)に対して僧帽弁形成術を施行しました。 1.細菌感染のため破壊された僧帽弁の前尖・後尖が見えます。 最初は前尖から発症したものと考えられますが、 […]

事例 大動脈弁形成術

Pocket患者さんは17歳男性。 大動脈弁閉鎖不全症 III-IV度、二尖弁です。 患者さんの年齢や希望を考慮して大動脈弁形成術を施行しました。 8年後も健康な日常生活を送っています。   1.III度以上の大動脈弁閉 […]

事例 複雑な僧帽弁形成術

Pocket患者さんは58歳男性。 僧帽弁前尖・後尖の逸脱と前尖の瘤化による僧帽弁閉鎖不全症に対して僧帽弁形成術を施行しました。 Barlow病(バーロー病またはバーロー症候群)つまり組織が弱く弁全体が伸びて変化する病気 […]

事例 やや複雑な僧帽弁形成術

Pocket患者さんは55歳女性。 僧帽弁前尖の腱索断裂による逸脱のための弁閉鎖不全症に対してゴアテックス人工腱索と僧帽弁輪形成術(MAP)を組み合わせた僧帽弁形成術を行いました。 また慢性心房細動に対してMaze(メイ […]

事例 典型的な僧帽弁形成術

Pocket患者さんは39歳女性。 後尖逸脱による僧帽弁閉鎖不全症。 海外(フィリピン)のご出身で将来もしもの帰国などの場合の安全性も考え、僧帽弁形成術が極めて意義ある状態でした。もし僧帽弁置換術になってしまうとワーファ […]

事例 3 EVARを活用するハイブリッド治療 

Pocket<手術前> 77歳女性、胸腹部大動脈瘤の破裂で重篤な状態で他病院からのご紹介で来院されました 全身の衰弱で状態が悪く、通常の手術は難しいということでステントグラフト(EVAR)と従来型手術を組み合わせたハイブ […]

事例 2 急性大動脈解離に対するヘミアーチ置換術 (73歳女性、AS、MR、大動脈解離)

Pocket手術事例2-1上行大動脈は解離のため膨れかつ青くなっています(矢印)。 破裂寸前の状態でした。 急性大動脈解離の手術では心膜を開けるときの対応が重要で、 ある程度以上タンポナーデになっているケースではそっと開 […]

事例1 弓部大動脈全置換術 (79歳女性、ステップワイズ・アーチファースト法)

Pocket手術事例 1-1 まず体外循環で体温を冷やします。 79 歳女性でややご高齢のため脳と脊髄保護に特に注意して手術法を考えました。 矢印は弓部大動脈。 写真の左側が頭側です。 .   症例1-2 弓部大動脈を切 […]