心臓手術・事例: 共通房室弁口の僧帽弁閉鎖不全症を弁形成

Pocket共通房室弁口(部分型心内膜床欠損症)にともなう僧帽弁閉鎖不全症は成人以後には弁の二次的変化などが加わり弁形成に際しては相応の注意が必要です。 私たちは先天性心疾患(こども)の専門の先生とチームを組んでこどもと […]

事例: 数回のPCIのあと冠動脈バイパス手術の患者さん

Pocket狭心症、冠動脈狭窄症の治療はその重症度に応じて何段階かあります。 軽症なら食事、運動療法とお薬による治療、もっと重症になればカテーテルによる冠動脈形成術(PCI)、さらに重症になれば外科による冠動脈バイパス手 […]

事例:大動脈炎にデービッド手術を施行

Pocket大動脈炎症候群(大動脈炎)は今も油断ならない病気です。 放置すると大動脈だけでなくあちこちの動脈がやられてその結果、眼が見えなくなったりします。大動脈のどこかの部分が瘤つまりこぶのように広がると破れる心配がで […]

事例: 三弁の連合弁膜症に対するミックス手術

Pocketミックス手術つまり低侵襲小切開手術はどちらかといえば若い元気な患者さんたちの、美容上の利点のために行われる印象があります。 もちろん安全性が確保される限り、そうした美容上のメリットも意義のあることと思います。 […]

事例:右房全置換にて完全切除できた原発性心臓腫瘍

Pocket心臓腫瘍の大半は粘液腫で、中年期以後はその多くが良性腫瘍です。 まれに心臓原発の悪性腫瘍が見られます。 悪性腫瘍の場合、極力完全切除することが長期間生きるために必要です。 そのためには心臓をしっかりと再建する […]

事例: バルサルバ洞瘤の再破裂を修復

Pocket バルサルバ洞(右図の「バ洞」のところです)は大動脈のいちばん根っこの部分、大動脈基部にあるふくろ状の構造物で、これが弱くなり膨らんで瘤(りゅう、こぶのこと)になりますと隣接する右房や右室に破れることがありま […]

事例:肝硬変を合併する三尖弁閉鎖不全症にミックス法三尖弁形成術

Pocket三尖弁閉鎖不全症(略称TR)は高度かつ長期間になると肝臓のうっ血から肝硬変を引き起こします。 こうなると心不全だけでなく肝不全となり命を落としてしまいます。 三尖弁閉鎖不全症だけだからと内科の先生が放置した結 […]

事例:チャイルドB型肝硬変でも二弁手術の再手術を乗り切った患者さん

Pocket  図は健康な肝臓ですが、肝硬変になるとこれがしぼんで表面でこぼこになります。 肝硬変の患者さんとくに病気が進んだ肝硬変はいろいろな注意が必要な重い病気です。   そのため肝硬変の患者さん […]

事例: 僧帽弁の再々々手術をミックス法で

Pocket機械弁つまり金属でできた人工弁は多くの弁膜症患者さんをお助けして来ました。 今後もその貢献は続くでしょう。 しかし自然の弁とくらべて弱点があり、注意が必要です。 以下の患者さんは10年前に他院(関東地方)にて […]

事例: 右室二腔症をミックス手術で根治

Pocket右室二腔症は生まれた時からの病気で、右室の中にくびれがあり、血液の流れが悪くなります。 大人になってそのくびれがきつくなり、次第に悪化することがあります。 あまり進むと心不全や不整脈、突然死などの原因にもなり […]