事例7 心筋梗塞部除外法 (いわゆるDavid-Komeda法)

Pocket患者さんは75歳男性、主訴:心窩部痛。急性心筋こうそく1日目で入院、冠動脈造影にて左冠動脈前下降枝LAD 起始部で完全閉塞していました。 カテーテル冠動脈治療 PCI にて再開通しました。   2日 […]

事例6 オーバーラップ手術

Pocketこの手術法は拡張型心筋症に対する左室形成術のひとつで、フランスの心臓外科医ギルメ先生が1980年代に初めて行 い、日本では北海道大学の松居先生らが心筋症に対して施行され効果を報告されたものです。 1.左室前壁 […]

事例5 ドール手術 2

Pocket患者さんは虚血性心筋症の83歳女性。 主訴は労作時胸部不快感。左室形成術にはややご高齢ではありますが、これはお元気になって戴けると判断し、手術に臨みました。 心胸郭比CTR78%、冠動脈造影で3枝病変。心エコ […]

事例4 セーブ手術その2 

Pocket患者さんは60歳男性、26歳時に大きな心筋梗塞を患い、次第に心不全が悪化し、不整脈発作や左室内可動血栓もあり来院されました。診断名としては虚血性僧帽弁閉鎖不全症をともなった虚血性心筋症です。 突然死のおそれも […]

事例 3 セーブ手術

Pocket患者さんは12歳女子、5年前の僧帽弁手術の際に発症した虚血性心筋症が悪化し心停止を来たし心肺蘇生ののち緊急手術となりました。虚血以外の理由で悪くなった可能性がある部位(拡張型心筋症の疑い)もあり慎重に対処しま […]

事例 2 ドール手術

Pocket患者さんは70 歳、男性。主訴は起座呼吸(仰向けになると息苦しくなる、心不全の症状です)。 17回の冠動脈カテーテル治療 PCIと47回(!!)にもわたる冠動脈造影 CAGの後、心不全症状を繰り返すため患者さ […]

事例 1 オフポンプバイパス手術

Pocket患者さんは53歳男性、ステント治療後の狭心症のため手術になりました。糖尿病が背景にあります。 オフポンプバイパス(OPCAB、1999年当時はまだ比較的珍しかったのですが、現在は標準手術となりました)を施行し […]

事例 左室緻密化障害に対する左室形成術 (セーブ手術)

Pocket患者さんは53歳女性。 5年前に完全房室ブロックに対してペースメーカー植え込みを受けられました。 1年前からの心不全が急に悪化して来院されました。   来院時、心エコーにて左室拡張末期径LVDd58mm(拡張 […]

事例 サルコイドーシス心筋症に対するバチスタ手術 (変法)とセーブ手術

Pocket患者さんは62歳女性。8年前から心不全出現し、精査にてサルコイドーシス心筋症(サルコイド心)の診断確定。以後内科治療にもかかわらず徐々に心拡大を来たしました。 来院時、心エコーにてLVDd左室拡張末期径72m […]

事例 サルコイド心に対する左室後壁セーブ手術

Pocket患者さんは70歳女性。サルコイドーシスの診断確定から17年後にサルコイドーシス心筋症・心不全のため手術となりました。 サルコイドーシスの初発病巣は肺と眼(ぶどう膜)でした。 左室駆出率27%、僧帽弁閉鎖不全症 […]