事例: 肝臓がん術後の大動脈弁狭窄症

Pocket大動脈弁狭窄症は年齢とともに増加する疾患で、なかでも80歳を超えると急増します。 患者さんは77歳男性で、肝臓がんのため東京の大手大学病院で手術治療を受け、安定したのもつかの間、今度は大動脈弁狭窄症が発生し、 […]

事例:大動脈弁狭窄症とHOCMのご高齢女性

Pocket 高齢化社会を迎えて大動脈弁狭窄症は増加の一途にあります。今や最も多い弁膜症のひとつです。 その中に弁のすぐ下の筋肉、心室中隔の筋肉が異常に張り出してもうひとつの狭窄を造るタイプ、HOCMまたはIHSSの合併 […]

事例:ペースメーカー三尖弁閉鎖不全症で心不全と肝不全となった再手術患者さん

Pocket三尖弁閉鎖不全症(TR)は軽いうちはとくに問題にならないのですが、僧帽弁膜症などに合併して高度になりますと長期の間に肝臓や全身を悪くすることがあります。 とくにペースメーカーのケーブルが三尖弁を押さえておこる […]

事例:二尖弁大動脈弁狭窄症のエホバの証人患者さん

Pocket二尖弁大動脈弁は年齢とともに壊れやすく、弁尖(弁のひらひらと開閉する部分)が硬く狭くなって大動脈弁狭窄症になったり、弁尖が落ち込んで逆流が発生し大動脈弁閉鎖不全症になることが少なくありません。 さらに逆流をそ […]

IE (感染性心内膜炎):どう治す?【2020年最新版】

Pocket最終更新日 2020年2月28日 . ◾️感染性心内膜炎(IE)の治療の特徴は . IE(感染性心内膜炎)の治療は通常以上にしっかりとした、完璧あるいはそれに近いものが求められます。 ばい菌が残っておれば手術 […]

事例: 感染性心内膜炎IEのため僧帽弁置換術を受けた患者さん

Pocket感染性心内膜炎(IE)の治療ではしっかりとした状態評価と、いざというときにいつでも手術できる足腰の強さ、さらにばい菌を完全に消すまで粘り強くかつ適切に抗生物質を使いこなすちからが求められます。 以下の患者さん […]

事例: 急性大動脈解離と大動脈弁閉鎖不全症

Pocket急性大動脈解離はとつぜん、それもいのちにかかわる状態となる病気です。上行大動脈がやられるA型とやられないB型があり、A型では超緊急手術が患者さんを救います。心タンポナーデつまり血液が心臓の周りに貯まって圧迫し […]

事例: クレフトのある先天性僧帽弁閉鎖不全症

Pocket先天性僧帽弁閉鎖不全症にはさまざまなタイプがあります。 単にクレフトと呼ばれる弁尖のき裂から、それが大きくなって弁輪に達するもの、さらに弁輪を割って心房中隔欠損症ASDや心室中隔欠損症VSDまでに至るものなど […]

事例:重い僧帽弁狭窄症などの患者さん

Pocket僧帽弁狭窄症が進行すると心房細動、そして巨大左房になり、多量の血栓が左房の中にでき、脳梗塞などの大きな問題がおこります。また心不全や肺合併症のため命を落とす方が長期的に増えて行きます。 そこで僧帽弁だけでなく […]

事例:複雑な僧帽弁形成術 その2

Pocket僧帽弁形成術にはさまざまな難易度のものがあります。術前に普通程度と予測されていたケースが手術してみたら、けっこう難題であったこともあります。 医師とくに外科医の昔からある諺に「オペを安全確実にしたければ一段上 […]