冠動脈バイパス手術の良さ―SYNTAX研究4年目の結果

Pocket冠動脈バイパス手術と 薬剤溶出性ステントDESによるPCI(カテーテル治療)の どちらがどう良いかという大規模前向き研究であるSYNTAXトライアルの 満4年のデータが先日の欧州心臓胸部外科学会EACTS(リ […]

機能性僧帽弁閉鎖不全症とは?――心臓のパワー確保がたいせつ 【2023年最新版】

Pocket最終更新日 2023年1月8日 . ◾️まず機能性僧帽弁閉鎖不全症とは? . 機能性僧帽弁閉鎖不全症とは、僧帽弁そのものは壊れていないのに左室がパワーダウンして形がゆがむために僧帽弁まで歪んで逆流が発生すると […]

両弁尖形成術(Bileaflet Optimization)とは――難病克服への努力を

Pocket両弁尖形成術(Bileaflet  Optimizaiton)は 虚血性僧帽弁閉鎖不全症あるいは機能性僧帽弁閉鎖不全症の解決のために私たちが開発した新しい心臓手術です。 これはこれまでに発表して参りました腱索 […]

お便り41 冠動脈バイパス手術を受けた透析歴23年の患者さん

Pocket血液透析の患者 さんは動脈硬化が速くなる傾向があります。   平素の健康管理たとえば血液透析はもちろん、 塩分や血圧の管理、コレステロール、血糖値その他の脂肪の管理をはじめ、 きめ細かい管理やケアによって長期 […]

Syntax研究3年の結果と欧州のガイドライン―守られていない?

Pocket 欧米の主要施設が協力して、 重症冠動脈病変(3枝病変や左主幹部病変)に対して 薬剤溶出性ステント(DES)を使用するカテーテル治療(PCI)と 冠動脈バイパス手術の どちらが良いかを検討されています。   […]

事例:川崎病のあと、冠動脈瘤の患者さん

Pocket川崎病そのものは ガンマグロブリン療法その他の治療法が確立したおかげで 患者さんたちは早期発見・早期治療を受ければ安全安心な生活を続けられるようになりました。 しかし冠動脈瘤をはじめ、冠動脈とくに内膜に傷がつ […]

川崎病の成人期の冠動脈疾患について―これから要注意です。それは、、、【2020年最新版】

Pocket最終更新日 2020年3月11日 . ◾️川崎病とは . 川崎病はかつて赤ちゃんが発熱のあと原因不明の突然死をおこす恐ろしい病気として医学界でも大きな話題になりました。  . 当時、川崎富作先生という小児科の […]

左室瘤の手術について―古くて新しい手術?パワーアップを 【2020年最新版】

Pocket最終更新日 2020年2月17日 . ◾️左室瘤とは? 左室瘤とは心筋梗塞のために左心室壁の一部が死んで薄くなり、左室が収縮する時に外側に張り出す状態です。 右図は虚血性心筋症の発生のしくみを示しますが、 左 […]

事例: コレステロール塞栓と虚血性僧帽弁閉鎖不全症の患者さん

Pocket患者さんは59歳男性です。 近くの病院で冠動脈狭窄に対してカテーテル治療PCIを受けられました。   その際に、不運にも大動脈内のプラーク(油などの塊)が外れて下肢の方へ流れ、 足の血管を詰まらせてしまったと […]

4a) とくにオフポンプバイパス手術について: よりやさしく、よりしっかりと治す

Pocket◾️オフポンプ冠動脈バイパス手術(略称OPCAB オプキャブ)とは . 冠動脈バイパス手術をポンプつまり体外循環(人工 心肺、写真右)の器械を使わずに行う手術です。 比較のためにこれまでの体外循環を使うものは […]