【創刊号】

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心臓血管外科の手術が必要な病気はけっこうあります。
それらの病気の多くはまず生きるために、あるいは長生きするための
手術が多いです。
同時に楽しい人生あるいは有意義な人生を送るための手術も多数あります。

たとえば狭心症に対する冠動脈バイパス手術糖尿病血液透析などの
血管の悪い患者さんではカテーテル治療よりも優れた安定度を示します。
手術のあとはより仕事に専念しやくすくなり、また旅行やスポーツなどの
楽しみに対する制限が少なくなります。

このメールマガジンではこうした情報を定期的にお知らせしていきます。

また同じ手術を受けたあとも、ちょっとした工夫や注意で、安全安心の
毎日が送りやすくなるということもよくあります。

たとえばある種の病気をもった患者さんでは大動脈の手術の後も、
大動脈の他の部分が次第に悪くなり、また手術が必要になることが
あります。それを前もって知っておけば、そうしたことがもし起こっても
十分な準備があるために、ゆうゆうと対処しやすくなります。

このメールマガジンではこのようなお役立ち情報もお伝えしたく思います。

心臓(血管)の病気をうまく解決し、良い人生を送っていただくのに役立つ
メールマガジンを目指して頑張ります。

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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