お便り45 僧帽弁形成術とメイズ手術でさらに前向きに生きられる80代半ばの女性患者さん

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かつて80歳代といえば

もうご高齢でゆうゆう自適、ご隠居さんというイメージがありましが。

しかし現代は違います。

平均寿命から考えても80代は人生の中ではまだまだ現役なのです。

 

Ilm2010_044-s以下のお手紙をくださった患者さんも、

弁膜症僧帽弁閉鎖不全症と心房細動)を治してまた元気に活発な生活をしたいと希望し、ご来院されました。

名古屋からはやや遠方の福井県からお越し下さいましたが、

これもまた現代的で、

ネットを活用し自分の病気に適したドクターをもとめて全国どこへでも行きますという前向きのご姿勢で来られました。

 

かつては近くの病院におまかせで、

その病院での心臓手術の実績やどういう医師が治療してくれるかなどはまったく知らない状態の患者さんが多かったのですが、

それではいけないと知り、みずからアクションを起こす賢患者さんが増えました。

 

以下はその患者さんからのお便りです。

僧帽弁閉鎖不全症に対して僧帽弁形成術心房細動に対してメイズ手術を行いました。

Ilm17_aa05003-s弁の逆流も消え、長年の心房細動も正常リズムにもどりました。

 

いっぱんに僧帽弁形成術のあとは回復も早いのですが、

実際、術後も直後からどんどん歩行運動して下さりまもなくお元気に退院されました。

外来でも活発なお姿を拝見しうれしく思っています。

 

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Ptletter45日中はまだ29度の暑さですが朝夕の風が少しさわやかになりました
入院中は大変お世話になりまして誠とに有難うございました

今日は手術後一ヶ月体力も少しづつ回復に向い幸を感じて居ります

これもひとえに先生の施術のお蔭と有難く感謝の他ございません

高齢で手術をすることに不安心配がありましたが先生のお力を信じてそのお蔭で痛もなく無事今日迎えることが出来ました


ハートセンターへ寄せていただき先生にお目にかかったこと本当に幸運であった今しみ々と思って居ります


勉学研究に頑張っていただいたなればこそ医学の進歩があり私達助けられるその思い今信頼とお蔭を強く致しました


また入院中私なりに感じましたことひとつ看護士さん方々の笑顔と言葉の優しさ行動がすごく患者の心を癒してくれました

本当によく指導されていること強く感じました
‘ハート病院は本当に良い病院です’
心から誰にでも話することが出来ます

先生のお蔭で生かされた生命を又ハート病院で受けた数々の思いを私も残された人生の中にただ生きるので無くよく生きることへ人生の中に活かして行きたいと思って居ります


先生も何卒いつまでもお元気で益々のご活躍を心よりお祈り申しあげております


本当に本当にありがとうございました

末筆になりましたがお世話になりました
他の先生方達にもよろしく申し上げて下さいませ

かしこ

米田先生

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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