大震災のとき健康を守る方法――8 総じて

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Kusuri_02それぞれの病気に応じて、平素から主治医の先生に簡略でも対応を相談しておくと良いでしょう。

 

心臓手術のあとでも、何らかのお薬が必要なことはありますし、心以外の臓器のお薬は必須のことも多々ありますから。

平素から、少なくとも1-2週間分のお薬は確保しておきましょう。

それと薬はいつも持ち出せるように、所定の入れ物に保管し、枕元などにおくようにしましょう。できればいつものお薬の名前と飲む量を覚えておくと役立ちます。とりあえず小さいメモを書いて財布などに入れておくなども良いでしょう。

くすりは病気の内容によっては命綱ですから。とくに血栓予防のためのワーファリンや不整脈のお薬などですね。

震災時には電話やファックスは使えないおそれがあります

ツイッターやフェイスブックなら連絡がつきます

こうしたものも平素から親しんでおくと、楽しく一石二鳥かも知れません

 
ご自身で使わない場合でも、お子さんやお孫さんに聞いておかれると良いでしょう

最後に、このマニュアルにもまだまだ不備なところはあるでしょうし、今後さらに充実させたく思っています。

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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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