Bさんは弁膜症の30代女性です。マルファン症候群のため僧帽弁が壊れて近くの病院で弁形成術を受けられました。しかし複雑な形成でうまく行かず、弁置換手術の予定が立った時点で私の外来へ逃げるようにして来られました。詳細は患者さんのお便り16をご参照ください。
何としてもこどもが欲しい、そのためにぜひとも僧帽弁形成術をと懇願されました。エコーを見てこの弁膜症は形成できると確信したためお引き受けしました。術後のご説明のとき、私も涙してしまいました。そして赤ちゃんを連れて外来に来られたときにもう一度感激してしまいました。
弁膜症の治療はいのちを救うことはもちろん、高いQOL生活の質をめざす時代になったのです。
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執筆:米田 正始
福田総合病院心臓センター長 仁泉会病院心臓外科部長
医学博士 心臓血管外科専門医 心臓血管外科指導医
元・京都大学医学部教授
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