お便り67: ミックスで右室二腔症の手術を受けられた患者さん

Pocket右室二腔症はこどものころに手術することが多い病気ですが、中には大人になってから徐々に病気が進行し、手術が必要になることもあります。 右室の中に筋肉が張り出して隔壁のようなものをつくり、そのために右室が無理をし […]

お便り66: バルサルバ洞破裂と心室中隔欠損症などを克服した患者さん

Pocketバルサルバ洞破裂はときおり見られる病気です。 大動脈の一番つけねのところの膨らみをバルサルバ洞とよびますが、これがなんらかの理由でこぶのように広がり、ついには破れる病気です。 心室中隔欠損症(略称VSD)など […]

お便り65: ポートアクセス法による僧帽弁形成術で元気になられた患者さん

Pocket僧帽弁閉鎖不全症に対する僧帽弁形成術はポートアクセスなどのミックス法の出現でますます進化をとげています。 患者さんは30代前半の男性です。兵庫県の遠方からお越し下さいました。 魚心あれば水心という心境で私の方 […]

中国での心臓外科国際シンポジウムに行って参りました

Pocket 8月のお盆休みにたまたまご招待を頂いたため、第一回国際心臓胸部外科シンポジウムのため中国の保定市(Baoding市)へ行って参りました。尖閣諸島問題で騒々しい中をまあ何とかなるだろうと参加しました。   保 […]

拡張型心筋症にたいする心尖部温存式バチスタ手術

PocketDeveloping Academic Surgeonという研究会で日本発の手術法のひとつとして発表されたポスターです バチスタ手術はアメリカでは健康保険が効かなくなったため廃れてしまいました。しかし私たちの […]

スタートに出遅れた君へ―――学士入学から輝く心臓外科医へ

Pocket以前から私のところへは全国から若い学生諸君や修練医の先生らが遊びに来て下さいますが、心臓外科に関心があるひとは現代では貴重な資質を持っていることを感じます。 それは心臓外科医が忙しいのを知って(日本では給料は […]

自己心膜による大動脈弁形成術(大動脈弁再建術)の位置づけ【2020年最新版】

Pocket最終更新日 2020年2月27日 . ◾️大動脈弁閉鎖不全症への手術、選択肢は . 大動脈弁閉鎖不全症(略称AR)の外科手術には大きな展開があり、どれが一番良いか、わかりづらいという声をお聞きすることが増えま […]

自己心膜をもちいた大動脈弁再建術、そのコンセプト 【2020年最新版】

Pocket最終更新日 2020年1月4日 . ◾️大動脈弁形成術の進歩と限界 . 大動脈弁形成術は進化を遂げつつあります。 これまでの二尖弁のための大動脈弁閉鎖不全症や狭窄症、心室中隔欠損症に合併する大動脈三尖弁での大 […]

ステントレス僧帽弁 臨床研究会

Pocketこの7月28日に第一回ステントレス僧帽弁臨床研究会が東京でありました。 当番世話人かつこの弁の生みの親である加瀬川均先生のお招きで私も参加・発表等させていただきました。 ステントレス弁とは通常の生体弁とはちが […]