Pocket心房中隔欠損症(略称ASD)はそう怖くない心臓病と思われている ふしがあります。 しかしその穴が大きく、多量の血液が漏れたり、心臓や肺が壊れてくると危険なことさえあるのです。 つぎの患者さんは50代の男性で働 […]
お便り95: 絶体絶命の中から生還された修正大血管転位症の患者さん
Pocket修正大血管転位症は長期的にはまだまだ重く厳しい病気です。 それは全身に血液を送る大型ポンプの役割をもつ左心室と肺に血液を送る小型ポンプである右心室が入れ替わっているために、小さいポンプで全身の血液循環を担わね […]
お便り90: 肝機能障害のある三尖弁閉鎖不全症にミックス手術を
Pocket患者さんは80歳男性で三尖弁閉鎖不全症のため心不全を合併し、近くの大学病院で手術が必要と言われてから米田正始の外来へ来られました。やや遠方の大阪からお越しになりました。 心不全で労作時の呼吸困難と肝うっ血のた […]
事例:ペースメーカー三尖弁閉鎖不全症で心不全と肝不全となった再手術患者さん
Pocket三尖弁閉鎖不全症(TR)は軽いうちはとくに問題にならないのですが、僧帽弁膜症などに合併して高度になりますと長期の間に肝臓や全身を悪くすることがあります。 とくにペースメーカーのケーブルが三尖弁を押さえておこる […]
事例: 重い肺高血圧症を合併した心房中隔欠損症 (ASD)の高齢患者さん
Pocket患者さんは70代後半の女性で九州南部から来られました。 心房中隔欠損症(ASD)が悪化し末期状態で、高度の肺高血圧症(血圧の70%)と三尖弁閉鎖不全症や慢性心房細動を合併し、右心不全のため肝臓も弱り血小板も減 […]
お便り53: 修正大血管転位症と三尖弁閉鎖不全症の患者さん
Pocket修正大血管転位症は医学が進歩した現在も油断ならない病気です。 右心室という小さいポンプが左心室という大きなポンプの役割を果たさねばならない病気で、そのために長期的には無理が生じてしまうからです。 医学教科書で […]
三尖弁閉鎖不全症の治療ガイドライン―患者さんの救命に役立つことも
Pocket米国のACC学会とAHA学会の合同ガイドラインが2014年に改訂されました。 その概要を以下に記載します。 的確な適応とタイミングで患者さんの予後がさらに改善することが期待されます。 このガイドラインの原文は […]
お便り13 三尖弁閉鎖不全症などの患者さん
Pocket患者さんは 60代後半の女性です。 昔僧帽弁の手術を受けられ、近年になって三尖弁閉鎖不全症などの連合弁膜症と心不全が再び悪化し、手術も断られ、 何か月も入院し闘病の末、腎不全・肝不全まで合併し、生きる最後のチ […]
①三尖弁閉鎖不全症について―あなどれない病気です、しかし、、【2020年最新版】
Pocket最終更新日 2020年2月28日 . ◾️三尖弁閉鎖不全症とは . 三尖弁が閉じにくくなり血液が逆流する病気です。三尖弁の弁膜症のほとんどがこの三尖弁閉鎖不全症で、弁が狭くなる三尖弁狭窄症は先天性やリウマチ […]