Pocket医師と患者さんの人間関係、とくに信頼関係は極めて重要です。 下記の患者さんは他府県から僧帽弁形成術をもとめて私の外来へ来られました。 地元の大学病院でも形成は難しいと言われる、複雑な弁の壊れ方でした。 後尖、 […]
事例: クレフトのある先天性僧帽弁閉鎖不全症
Pocket先天性僧帽弁閉鎖不全症にはさまざまなタイプがあります。 単にクレフトと呼ばれる弁尖のき裂から、それが大きくなって弁輪に達するもの、さらに弁輪を割って心房中隔欠損症ASDや心室中隔欠損症VSDまでに至るものなど […]
事例:複雑な僧帽弁形成術 その2
Pocket僧帽弁形成術にはさまざまな難易度のものがあります。術前に普通程度と予測されていたケースが手術してみたら、けっこう難題であったこともあります。 医師とくに外科医の昔からある諺に「オペを安全確実にしたければ一段上 […]
第19回アジア太平洋循環器学会APSCに参加して—僧帽弁と心筋症
Pocketこの2月21日から24日まで、アジア太平洋循環器学会APSCのためタイ国のパタヤへ行って参りました。 パタヤはタイ国の首都バンコックから南東方向へクルマで2時間、半島の先端にある海辺の街です。 立派というより […]
事例: 僧帽弁閉鎖不全症と巨大左房・心房細動に僧帽弁形成術と心房縮小メイズ手術
Pocket僧帽弁閉鎖不全症に心房細動はよく合併します。 これは左房が僧帽弁の逆流のため拡張するためもあって起こります。 左房が巨大となると僧帽弁を治しても心房細動は治りません。 心房細動に対するもっとも強力な治療法とい […]
事例: 先天性僧帽弁閉鎖不全症・バーロー症候群の弁形成術
Pocket先天性つまり生まれたときからの僧帽弁閉鎖不全症は心臓専門病院では少なからずみられる病気です。 逆流が強くなり心臓とくに左室が大きくなったり、心不全の症状がでると手術が必要になります。 また時間とともに左房も大 […]
お便り83: 拡張型心筋症と僧帽弁閉鎖不全症から立ち直り
Pocket拡張型心筋症は難病で、重くなるとしばしば打つ手なしという扱いになることが世間では多いようです。 私たちはこの拡張型心筋症の治療にちからを入れてまいりました。 心臓外科の観点からは、拡張型心筋症が悪化したときに […]
お便り74 ポートアクセス法で僧帽弁形成術とメイズ手術を受けた患者さん
Pocket 僧帽弁形成術は僧帽弁閉鎖不全症の患者さんを長期にわたって守る、優れた手術法です。 なかでもポートアクセス法による、小さい創で骨も切らずに行うミックス手術(低侵襲手術)は、患者さんの社会復帰が早 […]
Mitral Conclave(僧帽弁形成術の国際シンポ)に参加して
Pocket この9月15-16日と、軽井沢の万平ホテルという伝統と趣のある場所で行われたMitral ConclaveにFacultyとして参加して参りました。会長は慶応大学の四津良平先生で、昨年のアメリカ胸部外科学会 […]
お便り68 ポートアクセス法の僧帽弁形成術を受けたバーロー症候群患者さん
Pocket 僧帽弁形成術は年々進化を続けています。 私たちも内外の仲間と常に切磋琢磨しながら、患者さんのお礼のことばを糧として、日々反省と勉強を続けています。おそらくこの仕事を続けるかぎり、その熱い毎日は止 […]