事例:複雑な僧帽弁形成術 その2

Pocket僧帽弁形成術にはさまざまな難易度のものがあります。術前に普通程度と予測されていたケースが手術してみたら、けっこう難題であったこともあります。 医師とくに外科医の昔からある諺に「オペを安全確実にしたければ一段上 […]

事例: 僧帽弁閉鎖不全症と巨大左房

Pocket僧帽弁閉鎖不全症は時間が経つと左房が大きくなり、酷い場合には巨大左房となります。 そうなると心房細動は必発ですし、血栓ができやすく、脳梗塞の危険性が高まります。 原因である僧帽弁閉鎖不全症をそうなるまでに治す […]

事例: 僧帽弁閉鎖不全症などで心不全となった高齢の患者さん

Pocket 成人先天性心疾患つまり生まれつきの心臓病をもった成人の患者さんの場合は、もとの心臓病と、加齢にともなって発生あるいは二次的に合併した病気の両方を考えて治療に臨むことが大切です。 患者さんは80歳代半ばの女性 […]

お便り85: ポートアクセスで僧帽弁置換術を

Pocket 創がちいさいミックス手術とくにポートアクセス法は若い患者さんや仕事に早く復帰したい働き盛りの方々に喜ばれています。同時に比較的ご高齢のかたには痛みや苦痛を減らし、合併症を減らすというメリットがあります。 下 […]

第19回アジア太平洋循環器学会APSCに参加して—僧帽弁と心筋症

Pocketこの2月21日から24日まで、アジア太平洋循環器学会APSCのためタイ国のパタヤへ行って参りました。 パタヤはタイ国の首都バンコックから南東方向へクルマで2時間、半島の先端にある海辺の街です。 立派というより […]

事例: 先天性僧帽弁閉鎖不全症・バーロー症候群の弁形成術

Pocket先天性つまり生まれたときからの僧帽弁閉鎖不全症は心臓専門病院では少なからずみられる病気です。 逆流が強くなり心臓とくに左室が大きくなったり、心不全の症状がでると手術が必要になります。 また時間とともに左房も大 […]

重症僧帽弁閉鎖不全症の治療ガイドライン―症状が軽くても危険なことが?

Pocket  2014年にアメリカACCとAHA合同のガイドラインが改訂されました。 以下にその概略を記載します。 原文は英語ですが、わかりづらいところは日本語に訳しました。 この新しいガイドラインにはいくつ […]

お便り29 僧帽弁閉鎖不全症の患者さん

Pocket 今年の春のある日、イギリスのスコットランドからメールが届きました。 まだ40代のお若い男性で、僧帽弁閉鎖不全症で心臓が拡張し、 不整脈も起こっているようで、 現地イギリスでは僧帽弁置換術(人工弁を植え込む手 […]

お便り12  僧帽弁閉鎖不全症の患者さん

Pocket患者さんは44歳男性で高度の僧帽弁閉鎖不全症のためにハートセンターに来られました。 おなじ僧帽弁閉鎖不全症でもいろいろで、僧帽弁全体の4分の3以上が壊れて落ち込むという広範囲の病気のため、 弁の大半の部分に手 […]

①b 僧帽弁閉鎖不全症について―治せる病気です【2020年最新版】

Pocket最終更新日 2020年2月25日 . ◾️僧帽弁閉鎖不全症とは? . 僧帽弁越しに血液が逆流する病気で、弁が何らかの理由でうまく閉じなくなるために起こります。右図をご参照ください。 . ◾️弁のパーツ(部品) […]